現金化で緊急時のお金を調達! 業者を使わない手段もあるって本当?
現金化というと専門業者を介した特別な手続きが必要というイメージがありますが、業者を使わないセルフ現金化でも現金調達が可能です。
不用品を売ってお金に換えるのは身近な手段ですし、高く売れそうなものをクレジットカードで購入後転売する方法も多くのかたに利用されています。
一方で、現金化には手間がかかり、クレジットカードを使った方法は不正利用を疑われやすいため、デメリットを理解した上で行うようにしてください。
すぐに現金を用意しなければならないものの、お財布にも口座にもどこにもお金がない。
そんな時に現金化を考えますが、現金化手続きは専門業者を介して行わなければならないわけではありません。
いわゆるセルフ現金化、そういった業者を利用せずに現金調達をすることも可能です。
方法はいくつかありますが、ただし、セルフ現金化は業者を通さないからこその注意点もあります。
実際に行う前に、その方法や気をつけておきたいことをしっかりと頭に入れておきましょう。
まずは身の回りの不用品をチェックしよう
最初に、身近なもので現金化できそうなものはないか、所持しているものの使わずに放置されているものや、手放しても差し支えないものを確認していくことから始めてみてください。
不用品を売って現金に換える、どなたでも簡単にできるシンプルなセルフ現金化です。
需要が高くなければ高額買取とはいきませんが、中古でも価値が下がりにくいブランドアイテムや貴金属、最新ゲーム機器などは優先的に考えるといいでしょう。
また、リサイクルショップへの持ち込み以外にも、オークションサイトへの出品、個人間取り引きなど買取してもらう手段はさまざま。
どの手段が最も高値がつくのか比較した上で売りに出すことをおすすめします。
高く売れそうなものをクレジットカードで購入・転売
所持しているもので高額買取を期待できそうなものがなければ、クレジットカードを使って購入後に未使用品として転売するという手段もあります。
いわゆるクレジットカードのセルフ現金化です。
現金がなくてもクレジットカードの残高が残っていれば買いものが可能ですし、そこで購入した商品を売ることで現金に換えられます。
よく利用されているのが、購入から売却までネット上で完結するamazonギフト券の現金化です。
買取価格が安定しており、重宝されています。
また、このセルフ現金化のメリットは、少し手間をかければ高換金率を狙えること。
プレミア価格が付いているものを購入でき、高く売れれば買値以上の価格で転売して利益を得られることも珍しくありません。
成功のためにはリサーチが必要ですが、日頃から需要や価格の変動をチェックしておくといざという時に役立つでしょう。
セルフ現金化の際に注意しておきたいこと
現金化の専門業者で手続きをする場合、手数料や消費税などの名目でいろいろと差し引かれた上で、手元に残る現金は申し込み金額の80%前後です。
セルフ現金化は手間がかかってしまいますが、うまく行えばそれよりも高い換金率で現金化ができます。
ただし、家にある不用品の転売ではなく、クレジットカードで購入したものを現金化の場合には不正利用を疑われやすいというデメリットもあるため、くれぐれも用心が必要です。
還元率が高い高額商品を短期間で大量に購入している、同じ高額商品を複数購入しているといった動きがあるとカード会社の検知システムに引っかかりやすく、予告なしに利用停止になることもあります。
疑いが晴れなければ一括支払いの上で強制退会になり、信用情報にも傷がついてしまうため気をつけてください。
自身で現金化を行うと、専門業者と取り引きを行うよりも多くの現金を手元に残せるという魅力がありますが、一方で手間もかかるため、緊急時にはすぐに動けるように売れるものの選別と、買い取ってもらう方法を考えておくことをおすすめします。
また、クレジットカードを使った現金化を行う場合には、カード会社の厳しい監視の目を常に意識して行うことも大切。
高額現金化や頻繁に現金化を控えるようにして、疑われた際には現金化利用をしていない旨を説明できるように準備しておきましょう。